「危険」だから…
昨日、高校の部活に顔を出してきました。 目的は10月頭に迫った文化祭へ向けての、自作プラネタリウムのアドバイス。 何でも、モーターが動かなくなったとのことで、以前使っていた物の後継機種のモーター・ギアヘッドを選定、後は彼らに任せることに。 ついでに、恒星球の光源である五藤工学のEX電球がすぐに切れてしまう…という話だったので、正しい点灯方法もアドバイス。こちらはお隣の物理部の協力を得ることになりそうです。 僕の現役時代は物理部は敵!みたいな変なノリがあったのですが、理科棟の部活同士協力し合える関係を築くのは良いことですね。 その後、顧問の先生と夕飯をご一緒しながら色々話をしたのですが、今は天体観測に行きたくても学校側からの許可が出ないとのこと。 僕が天文班班長をやっていた時は、2ヶ月に1度は観測会をやる!なんて言って、土曜日の夕方に学校の車に機材を積んで、顧問の先生と一緒に観測地探して走り回る…なんてことをやっていたんですが、それは夢のまた夢になってしまったそうで… 挙げ句、学校に22時まで残って天体観測させて欲しいと掛け合っても、20時までしか認められないとか… その理由というのが、一言で言えば「 危険 」だから。 たしかに、夜の活動に危険はあるでしょうが、結局このご時世、保護者からの攻撃が一番「危険」だからなのかなぁ…と穿った見方をしてしまいます(^^; 何せ、ウチの部活の天体観測だけでなく、結構様々な行事・活動が「危険」という理由で取りやめになったり、規模縮小したりしているそうで。 そんなこと言ったら、毎日学校へ登校するのも「危険」じゃねーかとツッコミたくなってしまいました(w そして何より、学校側の制約で生徒のやりたいことが縛られるのは、本来の校風から逸脱しているんじゃないの?と疑問に思うわけで… それにしても、現役で部活やってた時からもう10年以上経つわけで…顧問の先生と「あの時は楽しかったなぁ(ですねぇ)」と思わず言ってしまう自分のオッサン化に言いしれぬ「危険」を感じた日でもありました(激汗