気象庁の予報に振り回されつつも、日本中が注目した金環日食。 天文ファンとしてはもちろん見逃すわけには行かない大イベントです。 と言うことで、 紹介したとおりの機材 を持って、自宅から車で20分ほどの荒川河川敷にある公園へ。 撮影は日食が始まる15分前の6:05から開始。以後5分ごとにシャッターを切り、日食が終わる15分後の9:15までの観測となりました。 初めのうちは雲も無く、好条件で観測が出来ていたのですが、食分が70%を超えた7:15頃から太陽に雲がかかり始めてしまう… 特に7:20~7:40の間は、日食グラス越しでは太陽が見えなくなってしまうほどの雲が流れてくる始末。 フィルムを使って多重露出をしている状態では予定から逸脱した条件下で、刻々と変わる雲の状況を見ながらいかにカン任せで露出時間を決めるか、ハラハラしながらシャッターを切るハメになりました。 写真は7:35の太陽。金環食がほぼ最大となった時間のカットです。 偽色が激しかったり、ピントが甘めだったりとレンズ性能の限界がモロに出ているなぁ… 何はともあれ、そんな条件下で、やや露出オーバーのカットもありましたが、どうにか3時間10分の撮影を完走することが出来ました。 そんな日食の写真をHPに掲載しましたので、是非ご覧ください。 金環日食(クライマックス) 金環日食(連続写真) それにしても、なんだか久しぶりにHPをまともに更新しました(汗